統合失調症で障害厚生年金2級を受給できたケース
相談者 | 30代男性 |
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傷病名 | 統合失調症 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
支給月から更新月までの総支給額 | 約270万 |
相談時の状況
平成24年秋ごろから動悸、いらいら感、食欲低下、抑うつ気分、体重減少があり、同年12月に検査を行ったが異常は認められなかった。希死念慮が出現し、次第に被害関係妄想や中途覚醒が認められるようになった。平成25年1月ごろからは被害関係妄想に支配され、他害の恐れが強くなった。同年2月から1ヶ月ほど入院するも、退院後服薬を自己中断し精神症状が再燃して措置入院する。現在も通院しており休職中。
依頼から請求までのサポート
日常生活において常時家族のサポートを必要とする状態だったため、丁寧にヒアリングを行い、その内容を医師へ送りました。また現状が正確に伝わるよう申立書を作成しました。
結果
障害厚生年金2級の受給が決定し、次回更新まで約270万円の受給が決定しました。
このケースでは、ご本人が外出することができず、電話等での対応も難しかったため、お母様とお打合せをしながら、請求を進めていきました。お母様は、元気だった息子さんが突然病気になり、仕事もできず、どうしたらいいのか途方にくれているようでした。ホームページをご覧いただき、障害年金の存在を知り、藁をもすがる思いでご相談にいらしたそうです。
幸い、医師がとても理解ある方で、相談者の日常生活の状態などを詳細に診断書に記載いただくことができました。私どもも、相談者の困っている状況が具体的にイメージできるよう、細心の注意を払って申立書を作成しました。
受給が決定し、お母様が「障害年金のおかげで、治療に専念させることができます。」と嬉しそうにおっしゃっていたのが印象的でした。