小脳出血で障害基礎年金1級を受給できたケース
相談者 | 50代女性 |
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傷病名 | 小脳出血 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金1級 |
支給月から更新月までの総支給額 | 966,000円 |
相談時の状況
1年半ほど前に、早朝リビングで嘔吐し、立ち上がれずもがいているところを家族に発見され、救急搬送される。CTで小脳出血を認め緊急入院となる。その後リハビリを行うも、起立の姿勢を保つことが難しいため、洗面、入浴、食事の支度等の家事も他人の介助が無いと出来ない状態であった。
ホームページで障害年金の存在を知り、ご主人より相談を受けました。
依頼から請求までのサポート
ご主人より症状をうかがったところ、洗面や入浴などについて、一人でまったく出来ないわけではないが、起立の姿勢保持が難しいため、歯磨きや入浴も椅子に座って、通常の数倍の時間がかかっている状態とのことでした。初診当時は専業主婦でご主人の扶養であったため、2級以上に該当しないと受給できない状況でした。
通院している病院で、早速診断書の作成をお願いしたのですが、伺っていた内容よりもかなり状態が良く書かれており、現状をしっかり記載しているとは言い難い内容でした。何度か病院に現状をお伝えするも、「専門家の医師が記載した書類なので、書き直すことはしない」とまったく取り合ってくれませんでした。そこで、ご主人と相談の上、思い切って他院へ転医することとにしました。
転医先では、きちんと状態をチェックしてから診断書を書いてくれたので、ほぼ現状通りの内容で診断書をいただくことができました。
結果
障害基礎年金1級の受給が決定し、年間966,000円の受給が決定しました。
このケースでは、最初の医師に理解が無く、相談者様も当センターも非常に苦労しましたが、「きちんと現状を診てくれた上で記載してほしい」という相談者様の強いご要望があり、転医に踏み切りました。
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