脳出血で障害基礎年金1級を受給できたケース
相談者 | 60代男性 |
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傷病名 | 脳出血 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金1級 |
支給月から更新月までの総支給額 | 約96万 |
相談時の状況
平成20年頃に、散歩中に目の焦点が合わず、吐き気を覚えふらつくようになった。念のため病院を受診すると、軽度の脳出血とのことで投薬治療となった。その後、症状が悪化し、開頭下脳生検術によりアミロイド血管炎が判明。平成26年頃より洋服を着る順番が分からなくなったり、名前や住所が書けなくなったり、記憶が前後したりなどの症状が現れ始めた。
依頼から請求までのサポート
奥様と娘さんが相談に見えました。年齢をお伺いすると、64歳で、あと2ヶ月ほどで65歳になるとのことでした。
障害年金は、初診から1年6か月後の認定日に障害状態にないと、事後重症という扱いになります。その場合、65歳前でないと請求ができません。
相談者の場合、事後重症での請求となるため、リミットがあと2ヶ月しかなく、とにかく診断書を早急に医師に記載いただく必要がありました。次回の診察日を確認し、早急に診断書を書いていただくよう、医師へ強くお願いし、診察日当日に診断書を記載いただき、何とか間に合わすことが出来ました。
結果
障害基礎年金1級が決定し、年間約96万円の受給が決定しました。障害年金の診断書は、医療機関によっては数カ月から数年(!?)も待たされるケースがあります。事後重症の場合、請求が65歳前という事で、今回のケースはかなりスケジュール的に厳しく、間に合うかどうか不安でした。しかし、医師に事情をお伝えしたところ、診察日当日にすぐに記載いただく事ができて、本当にラッキーでした。
診断書の記載は、多忙な医師にとっても大変な作業ですが、困っている相談者のためにも、医師と上手にコミュニケーションを取りながら、しっかりと依頼していくことが重要です。
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