僧帽弁閉鎖不全症(人工弁)で障害厚生年金3級を受給できたケース
相談者 | 50代女性 |
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傷病名 | 僧帽弁閉鎖不全症(人工弁) |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
支給額 | 約116万 |
相談時の状況
中学生の頃、学校の健診で異常が見つかり、病院で「心臓弁膜症」と診断された。
以降、自覚症状も無く、病院へは行っていなかったが、50代になったころに母親の入院を機に、自身も検査をしてみたところ、重症と診断され、その後手術となった。
依頼から請求までのサポート
初診が中学生の頃であるので、カルテも当然残っておらず、初診証明を取るのは難しい状況でした。
しかし、中学生の頃に診察を受けてから、その後まったく自覚症状も無く、日常生活を問題なく数十年送っていたので、社会的治癒として、初診は50代で請求をしました。
結果
障害厚生年金3級の受給が決定し、次回更新まで約116万円の受給が決定しました。
最初に異常を指摘されたのが中学生の頃でしたので、初診の証明が取れないので、ダメかもしれないと相談者の方は半分諦めていらっしゃいました。
しかし、数十年も自覚症状が無く過ごしておりましたので、「社会的治癒」として認められるだろうと説明をさせていただきました。
相談者様は、社会的治癒に対しての知識が無かったので、相談してみて良かったと嬉しいお言葉をいただきました。
初診がかなり前で、その後治療を受けず、自覚症状も無かった場合には、社会的治癒といって、一度治ったものとみなされる制度があります。
そうなると、初診日は、再度診察を受けた日となり、請求の可能性が出てくることもあります。私たち専門家がそのような知識もしっかりとお伝えしていく使命があると改めて感じるケースでした。
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