うつ病で障害厚生年金2級を受給できた50代男性のケース
相談者 | 50代男性 |
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傷病名 | うつ病 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
年額 | 約220万円 |
相談時の状況
平成9年頃から、特に就労中に疲労感や苛立ちなどを感じるようになった。
仕事が多忙だったこともあり、すぐに医療機関を受診することはなかったが、次第に出勤が苦痛となり毎日のように吐き気をもよおすようになった。
平成14年に医療機関を受診し、うつ病と診断された。通院と服薬で経過を見ていたが改善せず、休職となった。数ヶ月後に復職したが、十分に回復していない状態だったため、うつ気分や集中力の低下、不安感や緊張感を常時感じるようになってしまった。
平成22年頃から再び就労困難となり休職するも改善せず、平成26年に退職した。
依頼から請求までのサポート
相談に来られた時は会社を退職されていたので、経済的な面など将来への不安を口にしていらっしゃいました。発病してから現在までの状態と日常生活状況を丁寧にヒアリングしていき、その内容をまとめたものを医師への参考資料としてお渡ししました。
初診から同じ医療機関で治療を続けていらっしゃったせいか、診断書の作成については快諾していただけたようです。また診断書の内容は、当センターでうかがった病状等と差がなく、希望通りに作成していただけたと思っております。
相談者は外出や他人とのコミュニケーションが苦手とのことで、面談後はお電話と郵送でのやり取りで準備を進めていきました。やり取りが滞ることなく、比較的スムーズに申請できました。
結果
障害厚生年金2級が決定し、年額約155万円が受給できることとなりました。
残念ながら認定日は不支給となってしまいましたが、相談者が考えていたよりも高い受給額だったようで、大変喜んでいただけました。