うつ病で障害厚生年金3級を受給できた30代男性のケース
相談者 | 30代男性 |
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傷病名 | うつ病 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金3級 |
支給月から更新月までの総支給額 | 約215万円 |
相談時の状況
仕事が激務で、転居を伴う転勤後は、仕事上のストレスやプレッシャーを今まで以上に感じるようになった。
平成18年3月頃から体調が優れず、次第に起き上がることができなくなっていった。医療機関を受診し、通院と服薬を続けていたが改善せず、平成19年3月から休職。復職することなく平成20年9月に退職し、以後一度も働いていない。
現在でも抑うつ状態が継続しており、午前中は体が鉛のようになって起き上がることができない。不眠、食欲不振などの症状が続き、将来への不安がある。
依頼から請求までのサポート
面談時に過去の資料や領収書を持参してくださり、時系列に沿って具体的な話を聞くことができました。
すでに時点で転居が決まっており、転居先近くの医療機関に転医するつもりだとおっしゃっていたので、現在通院している医療機関で診断書を作成してもらうようアドバイスをしました。
早急に診断書の作成依頼をしたいとのことだったので、当センターでも何度か医療機関に足を運びました。相談者とはメールを中心にやり取りし、情報を共有しました。相談者にも協力していただいたおかげで、当初設定した期限通り裁定請求をすることができました。
治療を中断していた期間が5年以上ありましたが金銭的な事情からでした。その点を強調する申立書を作成しました。
結果
障害厚生年金3級、年額約72万円の受給が決定しました。
認定日の診断書が取れず、事後重症での請求でした。
今後は治療に専念して病気を治し、社会復帰を目指したいとおっしゃっていました。