統合失調症で障害基礎年金2級を受給できた40代男性のケース
相談者 | 40代男性 |
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傷病名 | 統合失調症 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
初回年金振込額(遡及4年分を含む) | 約325万円 |
相談時の状況
高校時代に不登校となり、5年かけて何とか卒業した。卒業後はいくつかのアルバイトを経験したがいずれも長続きせず、家に引きこもるようになった。
将来を心配した父親が医療機関を受診させ、統合失調症と診断された。通院と服薬治療を継続しているが改善されない。他人との接触を極端に嫌がり、家に引きこもっている。
依頼から請求までのサポート
相談には患者のお父様がいらっしゃいました。息子さんの将来を考えて申請することにしたようです。
お父様は市役所に相談に行かれていて、すでに医師に診断書の作成を依頼していました。しかし市役所で渡された診断書が1枚のみだったため、事後重症しか認められません。
そこで認定日請求のための診断書も書いてもらうようアドバイスさせていただきました。また、相談時に伺った内容と完成した診断書を基に、病歴・就労状況等申立書を作成しました。
結果
障害基礎年金2級が決定し、年額約79万円が受給できることとなりました。
また遡及が認められ、約4年分312万円が受給できました。
ひょっとしたら診断書作成料が無駄になってしまうかと懸念しておりましたが、無事認定されて安心しました。