網膜色素変性症で障害厚生年金2級を受給できた50代男性のケース
相談者 | 50代男性 |
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傷病名 | 網膜色素変性症 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
年額 | 約165万円 |
相談時の状況
40歳を過ぎた頃から、夜になると見えにくいと感じていた。次第に白く濁って見えるようになったため、医療機関を受診。網膜色素変性症と診断された。数年後には白内障も併発し、両目とも眼内レンズを入れる手術を受けた。
平成26年頃から物が見えにくくなり、家の中で家具にぶつかることが増えた。外出時は人や電柱にぶつかってしまい、白杖なしで歩けない。人物の顔は半分以上見えない。
在職中だが、いつまで続けられるか不安。
依頼から請求までのサポート
最初に面談に来られた後、医師に障害年金のことを伝えたところ、受給の可能性が低いと言われ申請できずにいました。約1年後、症状が悪化したため再度相談にいらっしゃいました。
詳しくお話をうかがうと、幼少期に網膜色素変性症と診断されていたことがわかりました。さらに初診の病院で作成してもらった受診状況等証明書に、先天性と書かれてしまいました。このままでは厚生年金を受給できなくなってしまいます。治療を開始したのは40歳以降でしたので、何とかして初診日を厚生年金期間中で認めてもらえるよう申立書を作成し、いくつもの添付書類を用意しました。
結果
厚生年金期間中の初診が認められ、障害厚生年金2級が決定し、年額約166万円が受給できることとなりました。先天性の病気でも、添付書類や申立書の内容によって成人してからの初診日が認められると改めてわかった案件でした。
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