統合失調症で障害基礎年金2級を受給できた60代女性のケース
相談者 | 60代女性 |
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傷病名 | 統合失調症 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
年額 | 約78万円 |
相談時の状況
平成元年頃から気分の落ち込みを感じるようになり、被害妄想や幻聴の症状が現れ始めた。食欲がなくなり、体重が39キロまで激減したため医療機関を受診。このままでは餓死してしまうと言われ、母親の付き添いで何とか通院していた。自分の状態を医師に伝えられないほど状態が悪かった。
治療を続けていたが家庭内でショックな出来事が相次ぎ、気力を失ってしまった。家事や買い物などは家族のサポートを受けており、一人での生活はできない。
依頼から請求までのサポート
ご相談にはご本人がお一人でお見えになりました。ご本人は身の回りのことは何でもできるとおっしゃっていましたが、精神障害者保健福祉手帳を取得した際の診断書のコピーを拝見すると全く異なる状態が書かれていました。つまり、状態が悪かったのです。受給の可能性が高いと判断しました。
闘病生活が長かったため申立書の作成には苦労しましたが、時系列に添って丁寧にヒアリングし、納得のいく申立書が完成しました。
結果
障害基礎年金2級が決定し、年額約78万円が受給できることとなりました。自由に使えるお金ができてほっとした、と喜んでくださいました。